GS グローバル環境リーダーズ
ファンドのポイント
「持続可能な社会」への移行が、世界的な時代の潮流となった。
それは、社会変革、そして成長の果実を同時に獲得できるチャンスの到来を意味する。環境問題の解決を投資の原動力に。
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが送り出す新たな成長分野への投資戦略。
なぜ「ソリューション・プロバイダー」に着目するのか。
各国・地域の政府や投資家、消費者の意識変化により、企業の環境問題に対する取り組みや投資の加速が見込まれる。
環境に配慮しない企業は淘汰される、適者生存の時代へ入ったといっても過言ではない。
こうしたなか、環境問題の解決に貢献する製品やサービスを提供する「ソリューション・プロバイダー」には今後大きな成長が見込まれる。
COLUMN ゴールドラッシュのときには
1850年頃、ゴールドラッシュに湧き上がる米国で、多くの人は西海岸を目指し採掘に取り組んだ。その過程で、成功をつかんだのは、採掘器具などの採掘周辺ビジネスを開発した人々だった。あらゆる主体が環境問題に取り組む必要がある現代社会で、大きなビジネスチャンスを手にしているのが環境問題の「ソリューション・プロバイダー」なのではないだろうか。
イラストはイメージです。
投資テーマ
投資テーマ① 脱炭素社会
環境課題の大本命、脱炭素社会に向けて世界が始動
地球温暖化をはじめとする多くの環境問題が顕在化するなか、脱炭素社会に向けた世界の取り組みは加速しており、多くの国や地域がカーボン・ニュートラルをめざすことを宣言しています。
脱炭素社会の実現には、太陽光、風力などの再生可能エネルギーや電気自動車の普及に加え、省エネ化に向けたさらなる技術革新が鍵になると考えられます。
上記は国際エネルギー機関が定める、2050年までに世界全体でカーボン・ニュートラルを達成するために必要なシナリオに基づく発電量を示しています。同機関がその実現を予測または保証しているわけではありません。
期間:2020年~2050年(2021年5月時点の分析) 出所:国際エネルギー機関「Net Zero by 2050」
上記は経済や市場等の過去のデータおよび一時点における予測値であり、将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。経済、市場等に関する予測は資料作成時点のものであり、情報提供を目的とするものです。予測値の達成を保証するものではありません。
投資テーマ② 持続可能な消費
大量生産・大量消費・大量廃棄からの脱却
畜産や農業の過程では温室効果ガスが多く排出され、生産した食料の多くは廃棄されています。「つくる責任、つかう責任」を国際的なスローガンに、経済成長と環境保全を両立させる社会システムの構築が進められています。
モノだけではなく、有害物質を含む廃棄物による環境汚染や水インフラの不足・老朽化などが課題となり、長期にわたって全世界に行き届く水資源の確保も求められています。
【食品廃棄】 出所:世界自然保護基金による推計
【人口増加】 2050年の人口は2022年時点の予測値 出所:国際連合
【農業労働人口の減少】 期間:1991年~2022年 出所:世界銀行
上記は経済や市場等の過去のデータおよび一時点における予測値であり、将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。経済、市場等に関する予測は資料作成時点のものであり、情報提供を目的とするものです。予測値の達成を保証するものではありません。
投資テーマ③ 循環経済
限りある資源を循環させる次世代の経済モデル
世界人口の増加と経済成長に伴い、資源消費の拡大や環境の悪化が世界共通の課題となっています。
循環経済は、資源の効率的・循環的な利用を図りつつ、経済活動の最大化をめざす仕組みを指し、世界の経済成長戦略のひとつとして重要視されています。
私たちの身近な生活では、石油由来のプラスチックに代わる容器などが増加しています。さまざまな製品で原材料や回収・再生の観点から見直しが行われ、イノベーションが生じています。
再生プラスチックは回収されたプラスチックを原料として生産されたもの
バイオプラスチックは生分解性プラスチックと植物由来プラスチックの合計
2019年10月時点の予測値
出所:KPMG
上記は経済や市場等の過去のデータおよび一時点における予測値であり、将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。経済、市場等に関する予測は資料作成時点のものであり、情報提供を目的とするものです。予測値の達成を保証するものではありません。
※「投資テーマ」は今後変更する可能性があります。
ファンドの特色
特色1:日本を含む世界の株式を実質的な主要投資対象とし、主として環境問題の解決に関連する主要なテーマに沿うと考えられ、かつサステナブル投資と判断される企業の株式に投資します。
特色2:外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジは行いません。
特色3:年2回決算コース、毎月決算コース(分配条件提示型)の選択が可能です。
2024年3月末現在 出所:ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
*1米ドル=151.345円にて円換算
くわしくは、ゴールドマン・サックス・ アセット・マネジメントについてをご覧ください。
**契約資産残高(AUS)には投資一任契約を対象とした運用資産残高(AUM)に加え、助言契約を含むサービス等、報酬が発生するすべての顧客資産も集計対象となります。
※環境問題の解決に関連する主要なテーマには、クリーン・エネルギー、資源効率、持続可能な消費、循環経済、持続可能な水資源が含まれますが、これらに限定するものではありません。また、将来変更される可能性があります。
※サステナブル投資とは、環境または社会的な目的に対し貢献し、かつ環境または社会投資の目的に対し著しく害を及ぼすことがなく、また良好なガバナンス慣行に従う企業への投資をいいます。
※特定の業種(テクノロジーや消費財を含みますが、これらに限定するものではありません。)に集中して投資を行います。
※分配方針についての詳細は、後記「ファンドの分配方針」をご覧ください。
※販売会社によっては、いずれかのコースのみのお取扱いとなる場合があります。
市況動向や資金動向その他の要因等によっては、運用方針に従った運用ができない場合があります。
投資プロセス/銘柄選択のポイント
投資プロセス
本ファンドの実質的な運用は、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのファンダメンタル株式運用グループが担当し、以下の投資プロセスに従って運用を行います。
*1 ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の頭文字をとったものです。
*2 市場環境やその他の要因により今後変更する可能性があります。
上記の投資プロセスは変更される場合があります。上記は本ファンドが主要投資対象とする外国投資証券(ゴールドマン・サックス・ファンズ S.I.C.A.V.-ゴールドマン・サックス・グローバル・エンバイロメンタル・インパクト・エクイティ・ポートフォリオ。以下、「主要な組入れファンド」といいます。)の投資プロセスを説明したものです。上記がその目的を達成できる保証はありません。
銘柄選択のポイント
以下のような観点から、業界およびビジネスを評価し、質の高いビジネスを行う企業を発掘し、魅力的なバリュエーション水準にあると判断される企業に投資します。
上記は銘柄選択の基準を例示したものであり、実際に組入れられる銘柄が必ずしも上記すべての基準に当てはまるわけではありません。また、かかる基準は今後変更される場合があります。上記がその目的を達成できる保証はありません。
ポートフォリオ構成/インパクト投資/スチュワードシップ方針
ポートフォリオ構成
本ファンドの主要な組入れファンドは、環境問題の解決に関連する主要なテーマに沿うと考えられ、かつサステナブル投資と判断される世界の企業の株式(日本を含む)に原則として90%以上投資します。
インパクト投資について
本ファンドの主要な組入れファンドは、5つの重要テーマ(1.クリーン・エネルギー、2.資源効率、3.持続可能な消費、4.循環経済、5.持続可能な水資源)への投資を通じて投資家に長期的に魅力的なリターンをもたらすと同時に、環境サステナビリティ促進に寄与するソリューションを提供する企業に投資することで環境にプラスのインパクトを与えることを目指しています。
個々の企業とポートフォリオレベルでのインパクト測定方法は、組入企業が5つの重要テーマにおける環境サステナビリティの向上にどう寄与しているかを理解することに重点を置いています。主要な重要業績評価指標(KPI)は以下のとおりです。
1. クリーン・エネルギー:再生可能エネルギー発電の設備容量
2. 資源効率:二酸化炭素排出の削減量(正味)
3. 持続可能な消費:廃棄物の削減量
4. 循環経済:リサイクル/処理された資材の量
5. 持続可能な水資源:節約された水量
本ファンドの主要な組入れファンドのインパクト投資の詳細については、弊社インパクト・レポートをご参照ください。
※上記のKPIは今後変更する場合があります。
スチュワードシップ方針について
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは、運用するポートフォリオに含まれる投資先企業に対し、効果的なスチュワードシップを推進し、実行することにコミットしています。投資先企業の企業戦略、投資活動、財務活動、役員報酬、資源利用、規制対応、環境への影響だけでなく、消費者、労働者、事業展開先の地域社会への全体的な影響や関係の持ち方を継続的に評価して、創出されると見込まれる長期的価値を評価し、その価値を引き上げることを目指します。
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのスチュワードシップ活動に関する基本方針の詳細については、弊社のスチュワードシップ活動に関する基本方針をご参照ください。
ファンド詳細
ファンドの費用と投資リスク
ファンドの費用
投資リスク
基準価額の変動要因
主な変動要因
株式投資リスク(価格変動リスク・信用リスク)・集中投資リスク
本ファンドは日本を含む世界の株式を実質的な投資対象としますので、本ファンドへの投資には、株式投資にかかる価格変動リスク等のさまざまなリスクが伴うことになります。本ファンドの基準価額は、株式等の組入有価証券の値動きにより大きく変動することがあり、元金が保証されているものではありません。また、本ファンドは、特定の業種に対して大きな比重をおいて投資を行いますので、業種をより分散した場合と比較して、ボラティリティ(価格変動性)が高く大きなリスクがあると考えられます。一般に、株価は、個々の企業の活動や一般的な市場・経済の状況に応じて変動します。したがって、本ファンドに組入れられる株式の価格は短期的または長期的に下落していく可能性があります。現時点において株価が上昇傾向であっても、その傾向が今後も継続する保証はありません。また、発行企業が経営不安、倒産等に陥った場合には、投資資金が回収できなくなることもあります。
新興国株式市場への投資に伴うリスク
中小型株式への投資リスク
為替変動リスク
ESG運用に関する制約要因およびリスク
※収益分配金に関わる留意点
分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて支払われる場合があります。したがって、ファンドの分配金の水準は必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示唆するものではありません。
計算期間中に運用収益があった場合においても、当該運用収益を超えて分配を行った場合、当期決算日の基準価額は前期決算日の基準価額と比べて下落することになります。
投資家のファンドの購入価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。ファンド購入後の基準価額の値上がりが、支払われた分配金額より小さかった場合も実質的に元本の一部払戻しに相当することがあります。元本の一部払戻しに該当する部分は、元本払戻金(特別分配金)として非課税の扱いになります。