ファンド

GSグローバル・パーシャルヘッジ社債ファンド

追加型投信/内外/債券

人生100年時代、長期の資産形成には 海外の資産に目を向けることが重要だと考えます。

内外債券の年率リターン(現地通貨ベース)内外債券の年率リターン(現地通貨ベース)

期間:2003年7月末~2023年7月末 出所:ブルームバーグ
日本国債:FTSE日本国債インデックス 世界国債:FTSE世界国債インデックス 世界社債(投資適格):ブルームバーグ・グローバル総合社債インデックス 世界社債(ハイ・イールド):ブルームバーグ・グローバル・ハイ・イールド社債インデックス

ただし、海外の外貨建資産への投資には、為替変動リスクが伴います。
一方で、為替ヘッジを行うことで、ヘッジ・コストがかかりますが為替変動リスクを低減することができます。

本ファンドでは、リスクとリターンのバランスを考慮したもうひとつの為替ヘッジの手法、パーシャルヘッジをご案内します。

外貨建資産の値動きの要素のイメージ外貨建資産の値動きの要素のイメージ

為替ヘッジにはヘッジ・コストがかかります。為替ヘッジをする場合、為替変動リスクの低減をめざしますが、為替変動リスクを完全に低減することはできません。上記は経済や市場等の過去のデータであり、将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。

市況動向や資金動向その他の要因等によっては、運用方針に従った運用ができない場合があります。

パーシャルとは「部分的」を意味し、
部分的に為替ヘッジを行うことをパーシャルヘッジと言います。


一般的に、パーシャルヘッジにより投資効率(リターン/リスク)の改善が期待できます。
為替変動リスクを取ると投資資産全体のリスクが上昇するので、リスクとリターンのバランスを考慮することが重要と考えます。例えば、世界社債をみると、為替ヘッジ比率100%と0%の場合と比較して、部分的な為替ヘッジを行うパーシャルヘッジの方が高い投資効率を有する傾向があります。

世界社債(投資適格)の為替ヘッジ比率別の投資効率世界社債(投資適格)の為替ヘッジ比率別の投資効率

期間:2003年7月末~2023年7月末 出所:ブルームバーグのデータを基にゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント作成
世界社債(投資適格):ブルームバーグ・グローバル総合社債インデックス(円ベース)
上記は経済や市場等の過去のデータであり、将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。パーシャルヘッジの効果をお示しするために作成しているものであり、実際の投資効率は組入れる債券の種類によって異なります。

ファンドのポイント

1.世界の社債に分散投資を行い、インカム収益を獲得

2.債券価格の変動を相対的に抑制した運用

3.パーシャルヘッジを行い、部分的に為替変動リスクを低減

本ファンドが主に投資を行う「グローバル短中期社債」について 本ファンドが主に投資を行う「グローバル短中期社債」について

市況動向や資金動向その他の要因等によっては、運用方針に従った運用ができない場合があります。

ポイント1:世界の社債に分散投資を行い、インカム収益を獲得

魅力的なインカムの獲得

日本を含む世界の国債と比べて、世界の社債は魅力的な利回り水準を有していることが分かります。本ファンドでは、世界の社債市場から魅力的な銘柄を厳選して投資を行います。

為替ヘッジ前の主要な債券の利回り比較為替ヘッジ前の主要な債券の利回り比較

為替ヘッジにはヘッジ・コストがかかります。
本ファンドのポートフォリオ例*の最終利回り(約70%為替ヘッジ後)2.7%(2023年7月末時点)

2023年7月末現在 出所:FTSEおよびブルームバーグのデータを基にゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント作成
日本国債:FTSE日本国債インデックス 世界国債:FTSE世界国債インデックス 世界社債(投資適格):ブルームバーグ・グローバル総合社債インデックス 世界社債(ハイ・イールド):ブルームバーグ・ハイ・イールド社債インデックス
*本ファンドの運用開始前(2023年7月末現在)の市場環境等に基づいて作成したものであり、
本ファンドの運用実績ではありません。また、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。詳細は後述の「【ご参考】ポートフォリオ例(2023年7月末時点)」をご覧ください。

インカム収益の積み上げ効果

一般に、債券投資のトータル・リターンは、インカム収益と価格変動によって上下します。インカム収益の積み上げにより、債券価格が下落した場合にもトータル・リターンのプラス維持が期待されます。

グローバル短中期社債*のトータル・リターン(現地通貨ベース)内訳グローバル短中期社債*のトータル・リターン(現地通貨ベース)内訳

期間:2003年7月末~2023年7月末 出所:ブルームバーグのデータを基にゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント作成
*グローバル短中期社債:35%ブルームバーグ・グローバル総合社債インデックス1-3年+35%ブルームバーグ・グローバル総合社債インデックス3-5年+30%ブルームバーグ・グローバル・ハイイールド社債インデックス1-5年Ba/B
「債券価格変動の寄与」は、グローバル短中期社債の「プライス・リターン」、「インカム収益積み上げの寄与」は「クーポン・リターン」から算出。

指数値は実際の運用による結果ではありません。指数に直接投資することはできません。指数の試算は、一定の仮定に基づいており、運用者の投資判断に影響を与える市場要因や経済要因は考慮されておりません。あくまで情報提供を目的とした、過去の市場データであり、本ファンドの運用実績ではありません。また本ファンドの将来の運用成果を示唆あるいは保証するものでもありません。試算では、信託報酬等の諸費用や取引にかかる手数料、その他の費用等は考慮しておりませんのでご留意ください。詳細は後述の「ファンドの費用」をご参照ください。

ポイント2:債券価格の変動を相対的に抑制した運用

比較的デュレーション*の短い債券を中心に組入れ

一般に、債券価格と金利は逆の動きをする、シーソーのような関係にあることが知られています。デュレーションの短い債券ほど相対的に金利感応度が小さくなり、債券価格の変動が小さくなります。本ファンドでは比較的デュレーションの短い債券を中心にポートフォリオを構築することで、価格変動を抑えた運用をめざします。

ポイント2ディスクレ

*金利が変動したときに債券等の価格がどのくらい変化するかを表す指標です。

金利と債券価格の関係のイメージ金利と債券価格の関係のイメージ

上記はイメージ図であり、実際の債券の値動き、利回りの大きさを表すものではありません。

平均格付けは投資適格級を維持

本ファンドは、投資適格社債70%、ハイ・イールド社債30%を基本配分とします。通常、債券は格付けが低いほど、 デフォルトリスクが高いため、上乗せ金利は高くなります。本ファンドでは原則、ポートフォリオの平均格付けは投資適格級(BBB-格相当以上)を維持することで、リターンの安定化をめざします。

債券の格付け例債券の格付け例

本ファンドの投資対象は、原則、組入れ時においてB-格相当以上の債券に限定します。格付けを取得していない銘柄については、主要投資対象とする投資信託証券の投資顧問会社がB-格相当以上と判断した場合には投資を行う場合があります。各銘柄の格付けは、ムーディーズ、S&P、フィッチの3社から付与されている格付けのうち最も高い格付けを使用しています。デフォルトとは債券を発行する企業が倒産等を理由に債券の元利金(元本およびクーポン)の支払いを停止すること等をいいます。上乗せ金利とは、基準となる国債利回りなどとの利回りと社債利回りとの差をいいます。
<デフォルト率>期間:1983年~2022年 出所:ムーディーズ 5年後までにデフォルトしている場合の累積を年平均しています。
<上乗せ金利>2023年7月末現在 出所:ブルームバーグ ブルームバーグ・グローバル総合社債インデックス、ブルームバーグ・グローバル・ハイ・イールド社債インデックス
上記は経済や市場等の過去のデータであり、将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。

ポイント3:パーシャルヘッジを行い、部分的に為替変動リスクを低減

本ファンドは、70%程度の為替ヘッジを行うことで、100%為替ヘッジあり、為替ヘッジなし双方の特徴を部分的に有します。

100%為替ヘッジありの特徴

為替変動リスクの低減

為替ヘッジを行うことで、為替変動リスクを低減することができます。一方で、外貨と円の短期金利の差が目安となるヘッジ・コストがかかります。

為替ヘッジの効果為替ヘッジの効果

上記はイメージ図であり、実際の為替ヘッジ・コストは、需給要因等により大きく変動し、金利差から理論上期待される水準とは大きく異なることがあります。

為替ヘッジなしの特徴

債券価格の変動を為替変動で一部相殺
一般に、海外の金利が上昇(債券価格が下落)し、円と外貨の金利差が拡大した際には、円安傾向となることが知られています。そのため、為替ヘッジなしの債券については、債券価格の下落による影響を為替差益で一部相殺できる場合があります。

為替ヘッジなしの特徴

期間:2003年7月末~2023年7月末(世界債券はグラフ始点を100として指数化) 出所:ブルームバーグ
世界債券:ブルームバーグ・グローバル総合債券インデックス(米ドル・ベース)
上記は経済や市場等の過去のデータであり、将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。

パーシャルヘッジの特徴

過去のデータから、グローバル短中期社債*において、100%為替ヘッジを行う場合または為替ヘッジを行わない場合と比較して、パーシャルヘッジの投資効率(リスク/リターン)が改善する傾向がみられました。
本ファンドでは、リスクとリターンのバランスを考慮し、為替ヘッジ比率は外貨建資産の70%程度としています。

ファンドの特色ディスクレ

上記の為替ヘッジ比率は、市況動向や市場環境によって今後変更される場合があります。また、為替ヘッジ比率の水準を将来においても維持することを保証するものではありません。

グローバル短中期社債のヘッジ比率別の投資効率グローバル短中期社債のヘッジ比率別の投資効率

過去20年以上にわたって、為替相場は様々な理由を背景に円安・円高局面を経験してきました。 以下では代表的な円安・円高局面を示していますが、70%為替ヘッジを行ったグローバル短中期社債*は相対的に安定に推移をした傾向がみられました。

グローバル短中期社債のヘッジ比率別の値動きと米ドル/円の推移グローバル短中期社債のヘッジ比率別の値動きと米ドル/円の推移

期間:2003年7月末~2023年7月末(上図はグラフ始点を100として指数化)
出所:ブルームバーグのデータを基にゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント作成
*グローバル短中期社債:35%ブルームバーグ・グローバル総合社債インデックス 1-3年+35%ブルームバーグ・グローバル総合社債インデックス3-5年+30%ブルームバーグ・グローバル・ハイ・イールド社債インデックス1-5年Ba/B(すべて円ベース)
指数値は実際の運用による結果ではありません。指数に直接投資することはできません。指数の試算は、一定の仮定に基づいており、運用者の投資判断に影響を与える市場要因や経済要因は考慮されておりません。あくまで情報提供を目的とした、過去の市場データであり、本ファンドの運用実績ではありません。また本ファンドの将来の運用成果を示唆あるいは保証するものでもありません。試算では、信託報酬(税込み)控除後のリターンを使用しています。購入時手数料およびその他の費用の影響は考慮しておりませんのでご留意ください。詳細は後述の「ファンドの費用」をご参照ください。米ドル以外の外貨建資産にも投資します。

【ご参考】ポートフォリオ例(2023年7月末現在)

ポートフォリオ例とは、これから運用を開始するファンドのイメージをつかんでいただくためにご紹介する仮のポートフォリオです。本ファンドの実際のポートフォリオとは異なりますので、あくまでもご参考としてご理解ください。ポートフォリオ例に関する情報は、本ファンドの運用開始前(2023年7月末現在)の市場環境等に基づいて作成したものです。従って、実際の組入を示唆するものではなく、本ファンドの将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものでもありません。

ポートフォリオ例概要ポートフォリオ例概要

*為替ヘッジを行う外貨建資産部分については、為替ヘッジ・プレミアム/コストを考慮しています

ポートフォリオ例に含まれる国、業種は多岐にわたって分散しています。ポートフォリオ例に含まれる国、業種は多岐にわたって分散しています。
構成上位銘柄構成上位銘柄

出所:ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
平均格付けとは、基準日時点におけるポートフォリオ例の構成銘柄に係る格付けを加重平均したものです。各銘柄の格付けは、ムーディーズ、S&P、フィッチの3社から付与されている格付けのうち最も高い格付けを使用しています。業種は、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントによる分類を使用しています。上記の比率は四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります。
上記は本ファンドの運用実績ではありません。 上記は、ファンドの運用方針に沿って選定した銘柄の例です。個別企業あるいは個別銘柄についての言及は、当該個別銘柄の売却、購入または継続保有の推奨を目的とするものではありません。
ヘッジ・コストは、2023年7月末現在の金利および為替の水準に基づく推計値であり、当該コストが実現されるものではありません。また、途中換金への対応のため、組入債券をその時点の時価で売却し、為替ヘッジを時価で一部解約することがあります。

ファンド詳細

GSグローバル・パーシャルヘッジ社債ファンド



ファンドの費用と投資リスク

ファンドの費用

ファンドの費用

投資リスク

基準価額の変動要因

投資信託は預貯金と異なります。本ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額が変動します。また、為替の変動により損失を被ることが あります。したがって、ご投資家の皆さまの投資元金は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元金が割り込むことがあります。 信託財産に生じた損益はすべてご投資家の皆さまに帰属します。

主な変動要因

債券への投資リスク(価格変動リスク、信用リスク)
本ファンドは外貨建ての債券を実質的な投資対象としますので、本ファンドへの投資には、債券投資にかかる価格変動リスクなどが伴います。
債券の市場価格は、金利が上昇すると下落し、金利が低下すると上昇します。金利の変動による債券価格の変化の度合い(リスク)は、債券の満期までの期間が長ければ長いほど、大きくなる傾向があります。 債券への投資に際しては、債券発行体の倒産等の理由で、利息や元本の支払いがなされない、もしくは滞ること等(これを債務不履行といいます。)の信用リスクを伴います。一般に、債券の信用リスクは、発行体の信用度が低いほど大きくなる傾向があり、債券価格が下落する要因となります。債券の格付けは、BBB格以上が投資適格格付け、BB格以下が投機的格付けとされています。投資適格格付けと投機的格付けにおいては、 債務不履行率に大きな格差が見られます。
また、劣後債へ投資する場合には、劣後リスク(法的弁済順位が普通社債より劣後し、発行体の破綻時等には、他の優先する債権が全額支払われない限り、元利金の支払いを受けることができないリスク)、繰上償還延期リスク、利払い変更リスクなどがあり、価格変動リスクや信用リスクは相対的に大きいものとなります。
ハイ・イールド債券への投資リスク
一般に、ハイ・イールド債券は投資適格債券と比較して、債券発行体の業績や財務内容などの変化(格付けの変更や市場での評判等を含みます。)により、債券価格が大きく変動することがあります。特に信用状況が大きく悪化するような場合では、短期間で債券価格が大きく下落することがあり、本ファンドの基準価額が下落する要因となります。また、ハイ・イールド債券は投資適格債券と比較して、債務不履行が生じる可能性が高いと考えられます。
為替変動リスク
本ファンドは日本を含む世界の企業が発行する債券を投資対象とする投資信託証券を主要な投資対象とし、原則としてその外貨建資産の70%程度に対して対円での為替ヘッジを行い部分的に為替変動リスクの低減を図ります。なお、為替ヘッジを行うにあたりヘッジ・コストがかかります(ヘッジ・コストは、為替ヘッジを行う通貨の金利と円の金利の差が目安となり、円の金利の方が低い場合この金利差分収益が低下します。)。為替市場の状況によっては、金利差相当分以上のヘッジ・コストとなる場合があります。
為替ヘッジを行わない外貨建資産の30%程度については、為替変動の影響を直接的に受け、円高局面ではその資産価値を減少させる可能性があります。為替レートは短期間に大幅に変動することがあります。

※収益分配金に関わる留意点

分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて支払われる場合があります。したがって、ファンドの分配金の水準は必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示唆するものではありません。計算期間中に運用収益があった場合においても、当該運用収益を超えて分配を行った場合、当期決算日の基準価額は前期決算日の基準価額と比べて下落することになります。また、投資家のファンドの購入価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。
  

投資リスク・費用等について

投資リスク・費用などについて、くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。
本ファンドは、少額投資非課税制度(NISA)の「成長投資枠(特定非課税管理勘定)」の適用対象ですが、販売会社により取扱いが異なる場合があります。くわしくは、販売会社にお問い合わせください。